<第8回JBCクラシック・交流GⅠ>
11月3日園田競馬場で行われたJBCクラシック(3歳上・交流GⅠ・ダート1870m)は武豊騎手騎乗のヴァーミリアン(牡6・栗東・石坂正厩舎・1番人気)が逃げるサクセスブロッケンをマークする形で3番手追走から
4コーナー手前で仕掛けてマッチーレースに持ち込み、直線の叩き合いを制して優勝した。勝ちタイムは1分56秒7(良)のコースレコード。3着には後方から脚を伸ばしたメイショウトウコンが入った。
ヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(母の父サンデーサイレンス)の血統。
07年川崎記念(交流GⅠ)、08年JBCクラシック(交流GI大井)、ジャパンCダート(GⅠ)、東京大賞典(交流GⅠ)、フェブラリーS(GⅠ)に続くGⅠ6勝目。通算成績24戦12勝(地方7戦7勝、海外2戦0勝、重賞10勝)。
鞍上の武豊騎手は05年タイムパラドックス、07年ヴァーミリアンに続くJBCクラシック3勝目。管理する石坂正調教師は昨年、今年とヴァーミリアンで勝ってこのレース2勝目となった。
なお、武豊騎手は天皇賞・秋(ウオッカ)に続いて2日連続のGI制覇となった。